通関士の関連資格

通関士資格は、通関業者はもちろん、それ以外の業界でも活かせるという意味で、それ単独でも非常に有用な資格であることは間違いありませんが、もう一段上のレベルを目指す受験生には、ダブルライセンスがおすすめです。

通関士と相性の良い資格には、2つのタイプがあります。
ひとつは貿易関係の資格で、もうひとつはビジネス英語関係の資格です。
通関士に加えて、新たな貿易関係の資格を取得することで、貿易に関する専門知識や実務能力をさらに高めることができますし、一方、ビジネス英語関係の資格を取得することで、通関書類を読み書きする力や、輸出入者とのコミュニケーション能力を高めることができます。
以下に、おすすめの資格をいくつか紹介します。

<貿易関係のおすすめ資格>

●貿易実務検定

日本貿易実務検定協会が実施しており、A級・準A級・B級・C級という、4つの級が設定されています。
通関士試験が、貿易関連法規を中心に学習するのに対して、貿易実務検定では、法律のみにとどまらず、マーケティング、商談、契約、代金決済、信用状、クレームなど、貿易実務について幅広く学びます。
このことからも、貿易に関する知識の幅をさらに広げたい人におすすめの資格と言えるでしょう。

●貿易アドバイザー試験

2007年までは、日本貿易振興機構(ジェトロ)が認定する貿易関係資格でしたが、現在は、一般社団法人貿易アドバイザー協会が実施しています。
試験科目は、貿易英語・貿易実務・国際マーケティングの3科目。2次試験では、面接と小論文審査もあります。
貿易実務のスペシャリストを目指す人におすすめの資格です。

●IATAディプロマ試験

日本では、一般社団法人航空貨物運送協会が実施主体になっていますが、資格自体は、航空貨物分野における国際資格で、世界100か国で実施されています。
貿易のなかでも航空貨物分野で働きたい人には、特におすすめの資格と言えます。

<ビジネス英語関係のおすすめ資格>

●日商ビジネス英語検定

英語に関する検定・試験は数多くありますが、そのなかでも日商ビジネス英語検定は、ビジネスで求められる英語力の養成に特化した検定試験となっています。