通関士試験の概要と注意点

通関士資格とは、国がお墨付きを与える“国家資格”ですから、通関士になるためには、通関士試験に合格しなければなりません。このページでは、通関士試験の概要について説明したいと思います。

●受験資格

通関士試験には受験資格はありません。なので、学歴・年齢・経歴・国籍等を問わず誰でも受験することができます。
この間口の広さが、通関士試験の人気の理由のひとつとなっています。

●試験日

毎年10月に実施されます。
チャンスは年1回なので、しっかり準備をして試験に臨みたいものです。

●試験実施地

北海道、新潟県、東京都、宮城県、神奈川県、静岡県、愛知県、大阪府、兵庫県、広島県、福岡県、熊本県、沖縄県の計13都道府県で実施されます。

●受験申込

受付期間(7月下旬~8月中旬)内に、郵送または「輸出入・港湾関連情報処理システム(NACCS)」によって行います。
通常の国家試験だと、どの県で受験しようとも、試験の実施機関が共通の窓口になって受験申込を受け付けることがほとんどなのですが、通関士試験の場合には、試験実施地によって受験願書の提出先が違ってくるので、ご注意ください。

試験実施地 受験願書提出先
北海道 函館税関 通関業監督官
新潟県/東京都 東京税関 通関業監督官
宮城県/神奈川県 横浜税関 通関業監督官
静岡県/愛知県 名古屋税関 通関業監督官
大阪府 大阪税関 通関業監督官
兵庫県/広島県 神戸税関 通関業監督官
福岡県 門司税関 通関業監督官
熊本県 長崎税関 通関業監督官
沖縄県 沖縄地区税関 通関業監督官

●合格発表

11月下旬に、合格者の氏名および受験番号が官報に掲載されるとともに、受験した税関の各官署に合格者の受験番号が掲示されます。また、税関ホームページでも合格者の受験番号を確認することができます。なお、合格者には通関士試験合格証書が郵送されます。

●試験科目

①通関業法、②関税法、関税定率法その他関税に関する法律及び外国為替及び外国貿易法、③通関書類の作成要領その他通関手続の実務の、全3科目からなります。
各科目の出題形式や内容については、「通関士試験の出題形式」「通関士試験の合格率と難易度」のページで詳しく解説していますので、そちらも参考にしてみてください。