通関士試験の出題形式

通関士試験は、2006年に新試験制度に移行しました。国家試験というのは不変ではなく、時代の要請等に合わせて、このように試験制度が改定されることがあります。

以前は、記述方式によって行われていた通関士試験ですが、現在は、すべてマークシート方式によって行われています。また、それに合わせて、各科目の試験時間、出題形式、配点なども変更になっています。

通関士試験は

  1. 通関業法
  2. 関税法、関税定率法その他関税に関する法律及び外国為替及び外国貿易法
  3. 通関書類の作成要領その他通関手続の実務

の、全3科目からなりますが、各科目の出題形式、配点および出題数を整理してまとめると、以下の通りとなります。

試験科目 選択式 択一式 計算式 選択式・計算式
①通関業法 30点(10問) 10点(10問) - -
②関税法他 35点(15問) 15点(15問) - -
③作成要領(上段)/手続実務(下段)  - - - 15点(2問)
5点(5問) 5点(5問) 5点(5問) - -

●出題形式について

<選択式>

選択式のなかにも、2パターンの出題形式があります。
具体的には、5つの選択肢の中から適切な答えを複数選ぶ形式と、空欄に当てはまる語句を15個の選択肢の中から選ぶ形式の2パターンです。

<択一式>

5つの選択肢の中から適切な答えを1つ選ぶ形式です。

<計算式>

計算問題です。解答方式は「択一式」と同じで、選択肢の中から適切な答えを1つ選びます。
<選択式・計算式>
与えられた資料をもとにして計算を行い、申告書を完成させます。解答方式は「選択式」と同じで、申告書の中の空欄に当てはまる数字を15個の選択肢の中から選びます。

●試験時間について

各科目の試験時間はそれぞれ、①通関業法が50分、②関税法他が100分、③通関書類の作成要領その他通関手続の実務が90分となっています。

●合格基準について

試験実施前には公表されず、合格発表に合わせて、その年の合格基準も発表されます。各科目いずれも「満点の60%以上」というのが、例年の合格基準です。